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少年サッカーの撮影 その46 [少年サッカーの撮影]

少年サッカー46-4.jpg

「スポーツ撮りはスポーツだ!」ということを以前書いた。そういう偉そうなことを言う私だが、どうも気合が入らない時もある。撮影意欲(モチベーション)というか、良い写真を撮ってやるゾ、という欲というか熱意というか、そういうものが湧出てこない時もある。そうなると、結果もおのずと・・・
サッカー撮影は動体撮影。広いグランド内を不規則に即できない動きをする被写体が相手だ。矛盾しているようだが、予測できない動きをするものを、ある程度予測しながらレンズを振らなければならない。しかも良いシーン、決定的なシーンというのは一瞬のことで、それを撮り逃がさないゾ、という強い気持ちと集中力が無いと、家に帰って成果を眺めてみても、平凡な写真のオンパレードになってしまうことも、ままある。
小学生だと15~20分ハーフが多く、その間カメラと格闘すれば一息つけるのだが、高校生だと40~45分ハーフ。特にこの時期の灼熱の炎天下での試合となると、選手と同様に滴り落ちる汗をぬぐいながら、ボールを追い続けなければならないから、実は結構過酷な作業でもある。シャッターを押す僅かな指先だけの軽作業と思ったら大間違い。日陰で座って応援しているお母さん方とは大違い。だから、体力的にも精神的にも良い状態でないと、集中力を保てないし、結果も良くない。

少年サッカー46-1.jpg

良い結果を残すためには、もちろん機材も大切だし、その扱いや技術も必須なのだが、一瞬を切り撮る、という作業には、集中力とそれを持続できる体力、そして何より意欲が必要なのだと思う。「何気なく」とか、「偶然に」とかで撮れる写真のなかで、満足できるものは少ないだろうし、いつもそれに期待はできないことは、理解してもらえると思う。ただ、生身の人間だから、好不調の波もあるし、常にベストの状態という訳にはいかない。そんな時にはつい、結果を機材のせいにしてしまうこともあるのだが、ダラダラと義務感だけで撮らないで、ちょっと休んで、自分の裸眼で試合を追ってみるというのも、ある時は必要なのかもしれない。今まで見えなかったもの、思いつかなかった切り口を発見できるかもしれないからだ。
私は精神論者ではないのだが、最後には勝とうとする気持が勝敗を決するスポーツと同様、サッカー撮りの結果もそれに近い部分もあるように思う。過酷な夏の撮影だからこそ、それを一層感じてしまう。

少年サッカー46-2.jpg

少年サッカー46-3.jpg


1枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF400mm F5.6 L
焦点距離 400mm 絞り優先AE シャッター速度 1/400 絞り F7.1 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 200  AI SERVO AF  RAW
2枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/400 絞り F4.5 評価測光
露出補正 +1/3  ISO 100  AI SERVO AF  RAW
3枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF400mm F2.8 L IS
焦点距離 400mm 絞り優先AE シャッター速度 1/1000 絞り F3.5 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 100  AI SERVO AF  RAW
4枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/800 絞り F4.5 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 100  AI SERVO AF  RAW

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アンちゃん

こんにちは。
いつも貴重な情報を読ませて頂いております。これまでどれだけ参考になったか分かりません。本当に有難うございます。
今回の記事については私も全く同感です。たかが写真撮りと思われがちですが、こちらも真剣勝負で立ち向かわないと良いものは撮れません。自分がドキドキするほどの緊張感に包まれて撮った写真ほど納得できる写真が多いように感じます。
現在、中3、中1の子がサッカーをしておりますが、先日「中体連」が終わり
目標が無くなった事もありなんとなく「ぽわ~ん」として、グランドに行く気持ちが今一です。こんなときは別のスポーツに挑戦してみようかななんて思っています。(たまには違う空気を吸うのも大事かも・・・)

by アンちゃん (2008-07-23 10:21) 

まーちゃん@兵庫西

私も最近は暑くて、偶然とか何気なく撮ってますので、いい記録が出来てません。
おまけにカメラを横位置で3~5人一緒に撮るようになりました。400mm望遠を生かしていなく、手を抜いてます。

http://www.geocities.jp/muachann/swed/
カメラやサッカーのことは「ブログ」にて
by まーちゃん@兵庫西 (2008-07-24 08:41) 

kotodaddy

こんにんちは。
>自分の裸眼で試合を追ってみるというのも、
>ある時は必要なのかもしれない
その通りだと思いますね。私は最近カワセミ撮影に凝ってますが、これが
結構ハードなんです。飛びだす瞬間をファインダー越しにジッと息を止めて
待つ。その一瞬を逃さない集中力もかなり必要なんですね。
で、気が付くとカワセミの姿は全てファインダーを通してしか見ていない事に
気付きます。一度くらいは、一日中カメラ無しに、ただ眺めているっていうのも、
実は色んなヒントをくれるんじゃないかなと思ったりしています。
by kotodaddy (2008-07-24 13:35) 

ぴんさん

こんばんは
読んでいて気持ちが分かる気がしました
写欲というかモチベーションが上がらない時
私は写真も淡白になりがちなんです
同じような写真しか撮れないし・・・
そんな時に心がけるのは「休むこと」「他人の写真を眺めること」位でしょうか
ブログは写真そのものだけでなく「文」があるので
苦労話や心の内を読む機会があると、救われることが多いです
「写欲のあがらないのは自分だけではないのだな」とか
by ぴんさん (2008-07-24 21:32) 

ジュニアユース

みなさん、コメントありがとうございます。

アンちゃんさん、こんにちは。
今、中体連真っ盛りですが、終わってしまいましたか。たかが趣味の写真と言われる方もいますが、ファインダーを覗いて選手たちを追っていると、その緊張感や真剣さが乗り移ってくることがありますよね。そしてそれが形になったときの充実感は、やっぱり本人にしか分からないかもしれませんね。

まーちゃん@兵庫西さん、こんにちは。
今日も高校サッカー撮影に行ってきました。めちゃくちゃ暑かったです。こんな日にサッカーをやるヤツもそうですが、砂埃舞う炎天下のグランドでカメラもって動き回っているオジサンも、やっぱり好きでないとできないかもしれませんね。

kotodaddyさん、こんにちは。
ゴーヨン購入後、精力的に鳥撮りをされているようで、すぐに元が取れそうですね。今日も私は汗びっしょりでヨンニッパを振り廻してきましたが、こんな暑い日には、456でもよかったかな、と弱気の虫が出てきてしまいました。

ぴんさん、こんにちは。
「休むこと」の大切さは、最近はよく感じています。ただ、サッカー撮影では、試合は毎日あるわけでもなく、毎試合行けるわけでもない、と思うと、無理をしてしまうこともあって、でもそんな時は結果は良くないですね。アマチュアでよかった、と感じる瞬間でもあります。

by ジュニアユース (2008-07-24 23:13) 

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